|
『スペシャルID 特殊身分』(スペシャルアイディー とくしゅみぶん、原題:特殊身份、英題:Special ID)は2013年に公開された香港、中国合作のアクション映画。 == 解説 == 本作は、プロデューサー、主演、アクション監督であるドニー・イェンにとって『SPL/狼よ静かに死ね』(2005年)『導火線 FLASH POINT』(2007年)に続く6年ぶりの総合格闘技を軸とした現代アクション作品である 〔 〕 。アクション監督の補佐をするスタント・コーディネーターには、1995年のテレビドラマ『精武門』以来ドニー・イェンとともに何度も仕事をしてきた日本のアクション監督である谷垣健治。アシスタント・スタント・コーディネーターとして大内貴仁をはじめ、『導火線 FLASH POINT』や『孫文の義士団』、『レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳』『捜査官X』などに続き日本人スタントマンが多数参加している 〔 〕 。 本作のアクション構築について雑誌インタビューで谷垣は、過去作の『導火線 FLASH POINT』では技が決まるメカニズムを説明したカットを入れたが本作では意図的に入れなかったと語った。ドニー・イェンとしては観客にリングサイドで試合を見ているような感覚を与えたかったのだという。立ち回りっぽくないリアルに見えるアクションを目指し現場でドニーは粗い部分をむしろ少し残すことにこだわった。スタントマンにも「らしく」動かないよう要求し、跳び蹴りでどれだけきれいに高く上がるかよりも、リアルなディテールを大事にしたと解説している 〔 〕 。 なお撮影監督は『グリーン・デスティニー』(2000)でアカデミー撮影賞を受賞したピーター・パウが 〔 〕プロデューサーと兼任し、カメラを回した。本作で主人公ロンの母親エイミーを演じたパウ・ヘイチンは実姉にあたる。 公開されたマレーシアでは週末ボックスオフィス初登場1位 〔 〕 となり、中国大陸 〔 〕 香港 〔 〕 シンガポール 〔 〕 では、それぞれ2位という滑り出しであった。中国での2013年度興行収入は$25,040,000米ドル 〔 〕 。 また2015年2月21日に行われた日本公開初日舞台挨拶には、谷垣健治はじめ大内貴仁、スタントチームの佐久間一禎、柴田洋助、富田稔、佐藤健司、日野由佳らが出席した〔 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スペシャルID 特殊身分」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|